GIMPの画面構成について
今回は、GIMPの基礎となる「画面の見方・画面構成」や「操作の基本」を説明します。
GIMPの画面構成
まず、デスクトップにあるのGIMPアイコンをダブルクリックして、起動します。
初期状態でGIMPを起動すると下図のようなウィンドウが表示されます。
@ツールボックス
画像を加工するツールがまとまっています。鉛筆や消しゴム、塗りつぶしなどのツールが並んでいます。『編集』⇒『 設定』 と辿ると開かれる 設定 ダイアログの「ツールボックス」のページでそれぞれに表示/非表示を設定できます。
Aツールオプション
上のツールボックスで選択しているツールの細かい設定が出来ます。選択しているツールによって設定できる内容が変化します。
B画像ウィンドウ
加工中の画像が表示されるメインウィンドウです。
Cドック
ここには、画像の状態確認などを行う以下のウィンドウがまとめられています。
- レイヤー
- ブラシ
- パス
- チャンネル
- 作業履歴
Dドック
ここには、絵を描くときの線のパターンや、塗りつぶしのパターンなどを選択できる以下のウィンドウがまとめられています。
- ブラシ
- パターン
- グラデーション
シングルウィンドウモード
「ウィンドウ」 ⇒ 「シングルウィンドウモード」をクリックするとシングルウィンドウモードが開かれます。
初期状態のウィンドウが3つに分かれていますが、シングルウィンドウモードがすべて1つにまとまっています。
GIMP のダイアログを消してしまっても「 ウィンドウ」 →「 最近閉じたドック」 と進めば簡単に配置を復元できます。 ウィンドウ メニューは少なくとも 1 つの画像を開いている場合のみ利用可能です。
ツールボックス
ツールボックスは、画像を加工するための様々なツールを選ぶためのウィンドウです。全33 種類があります。
ツールボックスの各エリアを見ていきましょう。
@ドロップエリア
ここに編集したい画像をドラッグ&ドロップすると、その画像が開けます。
Aツール群
様々なツールが格納されています。
B描画色と背景色
初期状態で黒が選択されているのが「描画色」で、ブラシや鉛筆などで描いた時の色や、塗りつぶしツールで塗りつぶしたときの色になります。初期状態で白が選択されているのが「背景色」で、消しゴムで消したときの色になります。
※また、この部分をクリックすると、描画色と背景色を初期状態(黒と白)にリセットします。「ツール」→「描画色と背景色のリセット」でもリセットできます。
ツールボックスは画像編集していく欠かせない機能です。
しかし、全部使いこなすのは正直言って無理です!
この機能を頭で考えずとも、全て使いこなせるようになった時始めて、画像編集が楽しくなるでしょう。
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